わたしのこと

みなさんお元気ですか? 暑かったり肌寒かった。体調に気をつけて元気にまいりましょう。こんな時はラテンのリズムに合わせて踊ったりすると、気持ちも晴れ晴れします。

今日は私の略歴を書きます。私は大学で打楽器を専攻し、卒業した後はライブ、レコーディング、講師として活動していました。もちろん、他の仕事もたくさんやりました。音楽はなかなか食べて行くには難しい職業ですから。しかし音楽はずっと私に寄り添ってくれていて、ふと気づいたら無くてはならないものになっていました。結婚をして子育ても落ち着き、何か世の中のお役に立てたらなぁと考えてた矢先の出来事が、お教室を開くきっかけになったんです。

私に娘ができた時に小学校の教員の免許を取ろうと決意し、5年かかって取得しました。社会人が教職の免許を取るというのはとっても大変だという事が身にしみた時でもありました。教育実習先がなかなか見つからず小学校に直談判。心が折れそうになりながらも電話をし続け、ようやく条件付きで受け入れていただける小学校を見つける事ができました。その条件とは、1年間ボランティアという形で学校に関わるというものでした。しかし、この条件こそが私の意識を180度変えてくれたのです。

学校にはいろんな子がいます。その中でも、クローズアップされているのが発達障害の子ども達です。私は一般的に発達障害と言われている子と一緒に時間を共にしました。私がその子に対して感じたことは、無邪気で、元気な子でした。その頃は、なかなか認知度も少なく、親御さんは肩身の狭い思いをされていたのではないかと思うと心が痛みます。その子と一緒にいて何をしていたか?お勉強ではありません。一緒に行きたい所に行って校庭で虫探しとか、大きい声をグランドで一緒に出したりとか、かくれんぼしたりとか、思いっきりかけっこしたりとか。音楽室の太鼓を借りて一緒に叩いたり(太鼓にはすごい集中力でハマってました)。そんなこんなで1年経ち、私も教育実習が始まりました。実習させていただいたクラスはその子のクラスではありませんでしたが、手が空いた時間にその子を見に行ったら、机に座って勉強をしていたのです。その姿を見てとっても嬉しかったです。

私はお医者様でもカウンセラーでもなんでもないです。だから専門的な事はわかりません。でも、太鼓を叩いてる集中力はスゴかった事がいまだに鮮明な記憶として残っています。太鼓には何か引きつけるものがあるのかなぁと……。Tapの可能性は偉大なり⁈