「かっぱ」谷川俊太郎

本日は52本のドレミパイプを使って、
「ドレミパイプdeカルタ」
「谷川俊太郎さんの詩をドレミパイプdeコラボ」
「アンサンブルにチャレンジしよう」
遊びながらリズムを味わうことを目標にレクリエーション活動を行いました。

不思議な感覚の中でみんなが夢中になったものが、谷川俊太郎さんの詩「かっぱ」を音読しながら間に音を入れる。
なんだか聞いただけでも難しそうな課題ですが、みんなでチャレンジしてみました。
谷川俊太郎さんが詩について話していた記事がありました。そちらを引用させていただきます。
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<前文省略>
詩は「声」だったわけです。文字がない時代から、詩はあったわけですから。誰かが、繰り返し詩を読む。すると子どもたちは、その声や音で詩を覚えていったわけですよね。言葉が持っている音楽性みたいなものがあったと思うんです。
今は活字で見る機会が増えて、つい言葉の持っている音を忘れがちなんですが、実際には、言葉には意味だけではなく、音があるし、色もあるし、なにかイメージもあるはずなんです。

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この記事を読んだ時に、フッと思いつきました。言葉を理解する時に活字からではなく、音から入っても良いのではないかと。声には人それぞれ独特な’間’があって、この’間’をうまく感じ取る事ができたら、声のひとつひとつを深く感じる事ができるのではないかと思ったのです。声は音、リズム、であるのならば、リズムで’間’を取る練習をしてみようと思ったのです。注意深く声を聞くことが、音も色もイメージも生み出す第1歩なのではないかと。

最初は戸惑いながらも腑に落ちる場所を探りながら取り組んでいましたが、回を重ねることにスッと入っていける’間’を見つける事ができました。最後は、音読する子と音を出す子で分かれて’間’の感覚をシェアすることができたのです。
相手を尊重し受け入れ、相手のリズムに合わせて呼吸をする。相槌を打つ。そしてみんなでできたの共有がさらに大きいみんなでできたにつながります。
この「みんなでできた」は子ども達にとって大きな財産になると信じています。
正解のない課題に取り組ませることはとても難しいです。教える側は課題の土台をしっかりし、着地点を明確にしておかなければなりません。
詩や音楽、絵画など、芸術的な物を勉強する時は特に正解のない課題に取り組むことは子ども達にとってとても大事な事だと私は思っております。
谷川俊太郎さんはこんなこともおっしゃっています。

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詩には「答えはこれである」というようなものは無いんです。詩は散文とは違って、論理で組み立てられているわけではありません。いろんな意味が重層していて、捉え方によってはすごく「曖昧」なものだし、割り切れないものなんです。人によって受け取り方も違うものなんですよね。つまり、詩の「意味」っていうのはあまり重要じゃないんです。詩を言葉の意味だけで読もうとすると、つまらないと思いますよ。僕も、詩を作るときには「こういう意図で書こう」という考えは持っていません。強いて言えば、その辺の道端に咲いている草花みたいな詩を書きたいといつも思っています。草花って、そこに存在しているだけですよね。でも、見ると美しかったり、可愛かったりして、見ていると感動することがある。それがどういう感動かって簡単には言葉にできないですよね。
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正解があるお勉強も大事なことです。しかし他者を深く理解し、深く受け入れ、自分と異なる部分を持っている感覚も認める。そんなことができる正解のないお勉強がとても重要だと考えております。

リズムであ・そ・ぼ♪

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